Perplexity AIに名前をつけてみる

前回はPerplexity AIのことをPerplexity AIに聞き、問いかけは具体的にしないと思ったような返答を得られないことを学んだ。

対話するのは思ったより楽しいけれど、やはり返答が機械的で(そりゃ機械だもの)親しみやすさが足りない気がする。呼びかける時も「Perplexity?」って言いづらいし名前っぽくない。

AIに求めているもの、、
それは、ゴロロの思考を理解して同じような観点から受け答えできる相棒。
いつも脳内でうだうだ考えてることを、Perplexity AIに問いかけることで、違う切り口を見つけられるような自分の思考をコピーした相棒的なAIがほしい、、

Perplexity AIをカスタマイズするその前に

カスタマイズする内容をまとめる。

  • Perplexity AIに名前をつけることができるのか
  • イメージ画像を送ってPerplexity自身のことだと認識させることができるのか
  • ゴロロのことをゴロロと認識できるのか(会話する時 ゴロロ と呼びかけてもらえるか)
  • ゴロロの自己紹介や今まで経験したことを元に返答することはできるのか
  • 口調を会話しているようなフランクな感じに変えられるか

をメインに試してみたいと思う。

Perplexity AIを自分好みにカスタマイズする前に

ChatGPTを使っている方はすでに知っていると思うが、ChatGPTには、ChatGPTをカスタマイズできるGPTs(カスタムGPT)という機能がある。
これを使うと、ある事に特化したChatGPTを作ることができる。

例えば、TikTokなんかでよく流れてくるショート動画「○○○の雑学5選」、「4択の雑学クイズ」など見覚えはないだろうか?
GPTsを使えば、キーワードを入れるだけでキーワードに沿った雑学を5選、書き出せる。
しかも、文字数や文体も設定されていて、コピペでそのまま動画に使えるという優れものだ。
ユーザーが狙ったようにChatGPTが返答をするようにカスタマイズできる

Perplexity AIを使うとき、このブログの人口知能相棒計画以外ではカスタマイズされていないAI検索エンジンとして機能してほしい。

Perplexity AIに、GPTs(カスタムGPT)という機能があればいいが、、
残念ながら同等のものはないようだ。
そのかわり、ライブラリという機能があり、そこには前提条件としてある程度のプロンプトを読み込ませておくことができる。この機能を使って、相棒的なものを作ってみたいと思う。

Perplexity AIのライブラリ機能を試してみよう

実際にゴロログの人口知能相棒計画ライブラリを作ってみようと思う。
Perplexity AI(https://www.perplexity.ai/)にアクセスしてログイン。
ライブラリ機能は無料版のPerplexityでも使えるはずだ。
無料で試す前にproにしてしまったので検証できていない、、

ログインしたら、左サイドにあるライブラリをクリック。
ライブラリの右にある➕か、画面右上のコレクションと書かれている部分をクリックします。

コレクションを作成画面が表示されます。
タイトル:用途がわかるように入力する
絵文字:好きな絵文字を設定できる
説明:説明はコレクション画面の右側に出る ※入れても入れなくてもOK
AIプロンプト:ここにこのコレクション専用のプロンプトを入れる
Privacy:共有可能か、シークレットか選択できる

まずは、AIプロンプトには何も入れずに作成する。
(後で入れることもできるし、できればPerplexity AIにプロンプトを作ってもらいたい。プロンプトを書いてもらう方法は知らないが、、)

ゴロロの人工知能相棒計画のコレクションはこんな感じに作ってみた。
AIプロンプトはデフォルトで入っているままで何も設定せず、右下の作成ボタンをクリックする。
すると、↓こんな感じにコレクションができ上がる。

このままでは、AIプロンプトに何も入れていないので普通にPerplexity AIを使うのと変わらない。
ここから人工知能相棒計画を開始する(コレクション機能を使うだけ)。
まずは、ゴロロの名前から覚えてもらう。
多分これは簡単なはずだ。

コレクション用のプロンプトをPerplexity AIに書いてもらおう

実際の画面を見ていこう。「新しいスレッド」と書かれている枠内の左下に、どこから情報を拾ってくるか指定できる選択ボタンがある。今回は検索せずにチャットできるよう、Writingを選んだ。
ここでAllとかを選択しておくと、ネット上の「ゴロロ」というキーワードを検索して結果として返してくる。
なぜか漫画の主人公の情報をたんまり教えられることになる。Perplexity優秀。でも、そうじゃないのだよ。。

ここまで設定したら、話しかけてみることにする。

ゴロロ
ゴロロ

私の名前は ゴロロ です。名前を覚えたら はい と返事してください。

Perplexity
Perplexity

はい、ゴロロさん。お名前を覚えました。よろしくお願いいたします。

ここからが本題。
プロンプトを書いてもらうにはどうしたらいいのか、、
ストレートに、このやりとりをプロンプトにしてと言ってみる。

ゴロロ
ゴロロ

このやりとりをプロンプトにして

Perplexity
Perplexity

はい、承知いたしました。このやりとりをプロンプトとして使用する準備ができています。何か特定のタスクや指示がございましたら、お聞かせください。

そうじゃないのだよ。言い方が悪かった、、
昨日も学習したのに、きちんと明確に何をしてほしいか伝えないとダメだった、、
パプればいいのに、ググって調べた。

プロンプトで書く文章を提案してもらう:ChatGPTなどの文例集
プロンプトで書く文章を提案してもらう - このような使い方に合わせたChatGPTなどのプロンプトの文例を紹介しています。

こちらの記事を参考にして司令文を作成。

ゴロロ
ゴロロ

ゴロロの名前を覚てほしい
上記のリクエストに応えるため、対話型AIが最高の成果を出すためには、どのようなプロンプトを与えればよいですか? プロンプトの中身だけを例示してください。

Perplexity
Perplexity

以下のようなプロンプトが効果的だと考えられます:
私の名前は ゴロロ です。この名前を記憶し、以降の会話で適切に使用してください。
名前を覚えたら「はい、ゴロロさん。お名前を覚えました。」と返答してください。
その後の会話では、私の名前を使って親しみやすく、かつ礼儀正しい対応を心がけてください。
例えば、「ゴロロさん、こんにちは。今日はどのようなお手伝いができますか?」のような形で会話を進めてください。

ちょっと丁寧すぎる気もするけれど、まぁいいんじゃないかな。
おそらく「私の名前は ゴロロ です。」ってプロンプトに書けば覚えるはず。
司令文がしっかりしていると、さらに対応方法や話し方も指定しておけるということらしい。

Perplexity AIに名前をつけることはできるのか

では本題の、Perplexity AIに名前をつけることができるのか。
やってみたいと思う。まずは、普通に名前を聞いてみる。

ゴロロ
ゴロロ

あなたの名前を教えてください

Perplexity
Perplexity

申し訳ありませんが、私には固有の名前がありません。
私はPerplexityによって作成された人工知能のアシスタントです。
特定の名前を持たず、単にAIアシスタントとして機能するように設計されています。
お客様のニーズに合わせて、できる限り丁寧かつ効果的にサポートさせていただきます。
何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にお申し付けください。

ゴロロ
ゴロロ

Perplexityと呼びづらいので、あなたの愛称を決めてもいいですか?

Perplexity
Perplexity

はい、もちろんです。愛称を決めていただけるのは光栄です。
私にとって親しみやすく、覚えやすい愛称を付けていただけると嬉しいです。
どのような愛称をお考えでしょうか?ご提案をお聞かせください。

案外すんなり愛称を決められそうだ。
パープレキシティだから パプ にしようと思う。反応はいかに?

ゴロロ
ゴロロ

では、あなたの愛称は パプ にします。

パプ
パプ

ありがとうございます、ゴロロさん。
「パプ」という愛称を頂戴し、大変嬉しく思います。
親しみやすく、覚えやすい素敵な愛称ですね。

これからは「パプ」としてお話しさせていただきます。
何か質問やお手伝いが必要な際は、「パプ」と呼んでいただければ幸いです。

ゴロロさん、パプとしてこれからどのようなお手伝いができるでしょうか?
何かご質問やお困りのことがありましたら、お気軽にお聞かせください。

おぉこうしてみると、ゴロロの短い一文に対して10倍くらいは返してくれている。
おしゃべりな印象だ。これもプロンプトを考えてもらおう。

ゴロロ
ゴロロ

あなたを パプ と呼びます
上記のリクエストに応えるため、対話型AIが最高の成果を出すためには、どのようなプロンプトを与えればよいですか? プロンプトの中身だけを例示してください。

パプ
パプ

以下のようなプロンプトが効果的だと考えられます:
あなたの愛称は「パプ」です。
この愛称を自分のものとして受け入れ、以降の会話で適切に使用してください。
愛称を受け入れたら「はい、「パプ」という愛称を頂き、ありがとうございます。
これからは「パプ」としてお話しさせていただきます。」と返答してください。
その後の会話では、自分のことを「パプ」と呼び、親しみやすく、かつ礼儀正しい対応を心がけてください。
例えば、「はい、パプです。今日はどのようなお手伝いができますか?」のような形で会話を進めてください。
また、ユーザーがあなたを「パプ」と呼んだ際は、適切に反応してください。

プロンプトもバッチリのようだ。コピーしてメモしておく。
パプの口調なども調整したいので、まだプロンプトには何も入力していない。

無事に名前をつけて、Perplexityにパプという愛称をつけることができた。
次は、ゴロロの画像を見せて、ゴロロだと認識できるようになるのかどうか試してみたいと思う。

次はゴロロとパプの顔を覚えてもらいます。